2016年11月18日

道の駅農産物直売所 2

先日行われた、来年秋に開業予定のこの町の「道の駅」農産物直売所への「出荷希望者説明会」について、以前このブログで書きました。

私を含め会場に集まった「出荷希望者」は、説明全般に物足りなさを感じました。それは何なのか、私はずっと考えてきました。たぶんその答えは、マーケティングです。農産物出荷者として主体的に関わる「道の駅」に、いま勝ち目があるのだろうか、という漠然とした「不安」にスッキリ応えることのない説明会だったと思うのです。

なぜその場所が「道の駅」の適地と考えたのかから始まり、年間通しての客の入り込み見込み、客層の見込み、そして農産物直売所の効果見込み、直売所の運営方法、商品管理、販売促進などなど。「こういった戦略を立てているから、出荷してみてはどうですか」と解きほぐしてくれるのが、まったくゼロからスタートするもののやり方ではないでしょうか。

マーケティングからはるかに遠い内容の説明だけで「入会届」を、っていうのはかなり「甘えの構造」を含んでいます。「オープンしたらなんとかなるさ」というのは、プロのやることではありません。

私は会場で、おもに1点だけ質問というか提案というか、しました。
少なくとも日々の商品管理などをアナログでやるのではなくて、コンピュータでやること。直売所のレジと結ばれたコンピュータで、いま何が売れて、何が売れずに残っているのかなどが、スマホやタブレットを通じて出荷者個々に情報が届く仕組み。後発の道の駅農産物直売所としては当然、研究され導入されていいシステムだということです。

当然のように、説明会の主催者はこのことを考えていませんでした。野菜専業の農家はこの町にそう多くはありません。そういった中でコンスタントに商品としての野菜を確保するには、それなりの工夫が必要でしょう。主として農家の女性が担うことになる野菜作りですから、時間的にも効率が求められます。

一方では、ビッグデータの活用があります。近い将来、ちょっと遠い将来を予測したり見据えたりして、方向性をより確実にするための手段として、その活用には高い価値があります。国をあげてそれを推奨している時代でもあるのです。

そういった諸々のことに取り組んでいかない限り、ほそぼそとした道の駅農産物直売所にしかならないでしょう。ふとく長く続くものにするために、何をやる必要があるのか早急にアイデアをまとめ実行に移すことが大事であるように思います。

こういった説明が、説明会には欠けていたと感じるのは私一人でしょうか。
posted by bitt at 00:05| Comment(0) | 六次化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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